4月17日に大阪産業創造館にて、生活資材部会分科会が

５６名の参加者を得て開催された。

以下に内容を記載する。

１. 「 高吸水・高吸湿繊維「ベルオアシスⓇ」について」

　　講師：帝人フロンティア株式会社　技術統括部

　　　　　ソリューション開発課　主事　田垣内 良一　氏

　　内容：高吸水・高吸湿繊維の位置付け・原理、特徴そして商品事例の紹介が

　　　　　あった。特に放出性についての説明に興味を持ったとの感想が多く寄せられた。

 

2. 「繊維産業の課題と経済産業省の取組」　　　　　　     　　　　　　　　　　　　

      講師：経済産業省 近畿経済産業局 産業部 製造産業課

               課長補佐　高橋 愼治 氏　

  　 内容：繊維産業の概況、Connected Industries(CI)、生活製品IoT研究会報告書そして

　　　　　サステイナビリテイに関する報告、具体的には、AI等により様々な業種、企業、

　　　　　データーなどがつながり、新たな付加価値の創出、また生産性向上などを

　　　　　目指すCIの説明、また、ＳＤＧｓアクションプランなどの説明であった。

　　　　　日常あまり目にしない資料を丁寧に説明した頂けたとの感想あり。

 

 3.「今後、求められる『ISO 22716(化粧品GMP)』の概要について」              

　　  講師：株式会社カナエテクノス　

　　　　　  執行役員　品質管理本部　副本部長　関　真    氏

　　　内容：ISO22716に関しての概要、取得についてを、ISO9001に対比して、わかり易く

　　　　　　説明して頂いた。ISO22716は現在、プライベート認証であるとのこと。

　　　　　　今後、ISO22716取得を考えている企業にとって、大変参考になる内容であった。

 

　　＊この分科会の要旨は「正会員企業様専用ページ」に掲載されています